開発環境でのHTTPSの使用
注記: この機能は
react-scripts@0.4.0
以降で使用できます。
開発サーバーでHTTPS経由でページを提供する必要がある場合があります。これは特に、「プロキシ」機能を使用してAPIサーバーへのリクエストをプロキシする場合に役立ちます。そのAPIサーバー自体がHTTPSでサービスを提供している場合です。
これを行うには、HTTPS
環境変数をtrue
に設定し、通常通りnpm start
で開発サーバーを起動します。
Windows (cmd.exe)
set HTTPS=true&&npm start
(注記: 空白がないのは意図的なものです。)
Windows (Powershell)
($env:HTTPS = "true") -and (npm start)
Linux、macOS (Bash)
HTTPS=true npm start
サーバーは自己署名証明書を使用するため、ページにアクセスすると、ウェブブラウザに警告が表示される可能性が非常に高いことに注意してください。
カスタムSSL証明書
カスタム証明書を設定するには、SSL_CRT_FILE
およびSSL_KEY_FILE
環境変数を、上記のようにHTTPS
で行うのと同じ方法で、証明書とキーファイルのパスに設定します。HTTPS=true
も設定する必要があります。
Linux、macOS (Bash)
HTTPS=true SSL_CRT_FILE=cert.crt SSL_KEY_FILE=cert.key npm start
毎回環境変数を設定する必要を避けるために、次のように`npm start`スクリプトに含めることができます。
{
"start": "HTTPS=true react-scripts start"
}
または、HTTPS=true
を設定した.env
ファイルを作成することもできます。CRAでの環境変数の詳細については、こちらをご覧ください。